タフティのような「現実創造メソッド」に真剣に取り組み始めると、占星術というものの捉え方も、変えていかなければいけないのではないか。
最近、そう思うようになってきました。
「天体のチャートがこうなっているので、ぼくたちはこういう影響を受けます」。
これが、これまでの占星術の語り方でしたし、ぼくもそのように解釈してきました。
でも、現実創造の考え方を突き詰めると、この「星が原因、自分が結果」という図式そのものが、ひっくり返ってしまうかもしれないんです。
「外側の現象が、自分の人生を左右する」という考え方
これまでの社会は、組織や権威を中心とした縦型の構造で成り立ってきました。
個人の力だけではどうにもならないことが多く、大きな組織や権力に頼らなければ生きていけない。
そんな考え方が、社会の前提になっていたように思います。
でも、これからの「風の時代」では、一人ひとりが自分の力を取り戻し、自分の人生を自分で選び取っていく時代になっていく。
もちろん、個人の力だけですべてを思いどおりにできる、という意味ではありません。
ただ、ぼくたちは知らず知らずのうちに、自分の人生は外側の状況によって決まるものだと思い込んでいないでしょうか。
こんなに偉そうなことを言っているぼく自身もそうです。
「世の中は運命的なもので、外側の現象によって自分の行く末が左右される」という感覚。
ついつい、そう思ってしまうんですよね。
でも、タフティーに代表される現実創造メソッドは、この前提そのものを見直そうとする考え方じゃないかと思うんですね。
現実は、自分の内側を反映したもの?
現実創造の考え方では、最終的に自分の外側に見えている現実は、自分の内側の反映であると捉えます。
自分が何を信じ、何に意識を向け、どんな前提で物事を見ているのか。
そうした内面のあり方が、自分の経験する現実と関係している、という考え方です。
この視点に立つと、これまで当然だと思っていた「原因と結果」の関係も、違って見えてきます。
たとえば、従来の考え方では、外側で起こった出来事が原因となり、それによって自分の気持ちや行動が変わる、と捉えていました。
一方、現実創造の考え方では、自分の内側にあるものが、外側の現実に反映されていると考えるわけです。
星が自分に影響を与えるのか、自分の内面が星に映し出されるのか
そうなると、占星術の見え方も変わってきます。
これまでの占星術では、天体の配置を読み解き、「今はこういう星の配置だから、ぼくたちはこういう影響を受ける」と考えることが一般的でした。
ぼく自身も、これまでそうした考え方で占星術を学び、発信してきました。
ところが、現実創造の視点を取り入れると、ここで主客が逆転する可能性が出てきます。
星の配置が原因となって、ぼくたちに何らかの影響を与えるのではない。
むしろ、ぼくたちの内面や集合意識が反映されて、星の配置という形で表れているのではないか。
そんなふうに考えることもできるわけです。
つまり、どちらが原因でどちらが結果なのかが、逆転してしまう。主客が入れ替わってしまうんですね。
もちろん、現実のすべてが自分の意識によって生み出されていると証明されているわけではありません。
ここで書いているのは、あくまで現実創造メソッドに基づいた見方です。
そして、ぼく自身もまだ完全に整理できているわけではありません。
星の配置と人間の意識のどちらが原因で、どちらが結果なのか。そもそも、そこに原因と結果という関係があるのか。
そこはまだ考えている途中です。
ただ、もしこの視点の転換が成り立つなら、占星術の捉え方そのものが大きく変わってくると思うんです。
🔮 占星術は「予言」ではなく「与件」?
これまでの占星術は、物事の将来を予言したり、当て物のように使ったりするのが主流でした。
でも、これからは「そうではない」のではないか。
ぼくは、占星術とは「自分の内面の可能性を示す与件(前提条件)」であると捉えています。
あすとろサイコロでは、出生図に示される太陽星座から「本当の自分」、月星座から「偽りの自分」を読み解いています。
太陽星座が示すのは、自分が本来どんな人物になりたいのか、どんな人生を生きたいのかという方向性。
一方、月星座が示すのは、親や社会から受け取った価値観や、無意識のうちに身につけた思い込みです。
でも、出生図に何が書かれているかによって、人生の結末が決まるわけではありません。
そこに示された自分の可能性や思考のパターンを知り、それを踏まえて何を選び、どう行動するか。
その選択は、自分自身に委ねられているのです。
占星術やタロットは、世間で認識されている「運勢占い」のような単純な「当て物」ではありません。
そういう要素も確かにありますが、それよりも、
・自分の内面と対話して、
・自分の知らない自分を発見し、
・自分の気づいていない可能性に気付くことができる人生の大切なパートナーとなり得るものなのです。
もちろん、占星術にしろタロットにしろ、およそ「スピリチュアル」と名のつくものは、現時点では科学的根拠に乏しいものも多く、いく通りもの解釈がまかり通るため、「主観的」なものに傾くのは否めません。
ですから、大事なことは、「ツール」で出てくるアウトプットを自分なりに解釈できるようになること。
さらにもっと大事なことは、それを今後の人生に前向きに活かすことなのです。
なので、出生図は、
- 未来に起こることを言い当てるものではなく(予言)、
- 自分の内側にどんな可能性があるのかを示してくれる前提条件(与件)。
そう考えると、占星術は
- ただ未来を予測するためのものではなく、
- 自分の内面にある可能性を知り、自分で人生を選んでいくためのもの
として活用されていく時代になるのではないか。
世間のいわゆる「星占い」の世界では、まだまだそうなっていないように見えます。
でも、このパラダイムシフトは、これから起こってくるのではないかと思っています。
星に人生を決めてもらうのではなく、星を通して自分の人生を考える。
この違いは小さなようでいて、占星術との付き合い方を根本から変えるものかもしれません。
📝 まとめ
- 現実創造とは、「個人は無力」というピラミッド型のパラダイムから、個人が力を取り戻して自分で現実を作っていくフラットな世界へ移ること
- ぼくの中にも「外側の現象によって自分の行く末が左右される」という運命論の感覚が色濃く残っているが、現実創造は「そうではない」ところから始まる
- 現実創造では外側に見えるものは内側の反映と捉えるため、天体の配置も「集合意識が反映されたもの」と考えることができ、原因と結果が逆転する可能性がある
- これまでの占星術は予言や当て物として使われがちだったが、ぼくは占星術を「自分の内面の可能性を示す与件(前提条件)」と捉えている
- 世間の星占いはまだそうなっていないが、占星術のパラダイムシフトはこれから起こってくるのではないか
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