2026年9月23日、秋分を迎えます。
昼と夜の時間がほぼ等しくなり、ここから北半球では夜の時間が長くなっていく——つまり、陽から陰に転じていくタイミングです。
今回のホロスコープを見ていると、大きく2つのテーマが浮かび上がってきました。
ひとつは、自分の夢や理想に向かって、身近な人間関係や居場所を刷新していくこと。
もうひとつは、これまで隠していた「本当の自分」を社会に向かって表現していくことです。
どちらにも共通しているのは、「これまで当たり前だと思っていた形から、自分自身の理想に沿った形へと移行していく」という流れです。
身近な人間関係が、理想に向かってガラッと変わる
年初からお伝えしているように、6月から改革の星・天王星、夢と理想の星・海王星、そして破壊と再生の星・冥王星、この3つが調和的な動きでずっと続いています。
それぞれの天体が象徴するテーマを簡単に整理すると、次のようになります。
- – 天王星:改革、変革、既存の仕組みからの解放
- – 海王星:夢、理想、想像力
- – 冥王星:破壊と再生、根本的な変容
今回の秋分図で非常に面白いのが、
- 天王星が7ハウス(パートナーシップの部屋)にいる。
- 夢と理想の海王星が4ハウス(家庭とか自分の居場所の部屋)にいる。
- そして破壊と再生の冥王星が3ハウス(兄弟姉妹とか隣人の部屋)にいる、
ということなんです。
間に海王星がいますから、自分の夢と理想に向かって変革していく。
しかも冥王星がいますから、ガラッとスクラップアンドビルドしてもおかしくないくらい、そういうのがサポーティブに働くような動きになっているんです。
単に、付き合う人が少し変わるという程度ではないかもしれません。
場合によっては、これまで自分を支えてきたと思っていた関係性や、当たり前だと考えていた家庭のあり方そのものを、根本から見直すことになる可能性もあります。
自分に近しい人間関係が、自分の理想に向かってガラッと変わっていくことが後押しされているのが今回の秋分なんです。
「家族だから」「昔からの関係だから」だけでは続かない時代へ
これも同じようなメッセージなんですけれども、風の時代になっていくというのは、かねてから申し上げていますように、組織から個人の時代になっていくということです。
組織の時代というのは、1つの大きな組織の中にいれば自由はないけど守られている、ということでした。
逆に言うと、金太郎飴にならないといけなかった。
形がまずあって、その形に魂があろうがなかろうが従っていく。それによって世の中が成り立っていく。
そういう時代だったんです。
でも風の時代で個人に対して尊厳と自由が取り戻されていくと、理想的な形というのは個人によって全然変わっていきます。
それが一番根元にあるのは、自分の家族であり、一番近しい人間関係です。
結婚という形ありきでやっていた家族のあり方が、そうじゃなくなっていく。
一番近しい親兄弟であったとしても、自分の求める理想と違ったらそこの関係は変わっていく。
今までは家族という形があって、それを維持するためにいろいろと我慢しなくちゃいけなかったことが、もうそこが我慢できなくなる。
自分個々人で理想を追求していけるようになる。
逆に言うと、何もなかったら流されていくような時代になっていく、ということなんです。
親や兄弟姉妹など、どれだけ近しい関係であっても、自分の理想や価値観と大きく異なる場合は、距離の取り方を変える必要が出てくることもあるでしょう。
- 「家族なのだから、我慢しなければならない」
- 「昔からの付き合いだから、変えるわけにはいかない」
——そうした考え方から少しずつ自由になり、自分にとっての理想を追求していく。
今回のこのトライアングルが一番近しい人間関係にフォーカスされているというのは、非常に面白いなと思うんですね。
「善」だと思っていたものが、実はそうじゃなかった?
もう1つの特徴が、少し前にお伝えした双子座新月のテーマにつながります。
今まで隠していた本当の自分を出していってもいい、価値観が本当の自分の理想に沿っているものであれば、出していってもいいんじゃないの、というお話でした。
森羅万象フラクタル構造だと言われています。
個人は「ミクロコスモス」と言われたりしますよね。
自分の外側で起こっていることは、その相似形として自分の内面にも起こることだと言われたりします。
自分の見たくない闇を暴くリリス。これが2ハウス——自分の価値観とか、お金とか物質面とか、そういう現実的な側面の領域にあって、かつ射手座にあるんですね。
これが何を意味するのかと言いますと、あすとろサイコロ的には、
お金とか物質とか、そういう現実的な側面において、組織の時代で成り立たせていた形・枠組み——ありていに言うと、
我々が善と信じていたものが、実はそうじゃなかった、
ということが暴かれるということかと思うんですね。
ぼくはあまりニュースを見ないんですけれども、先日、赤い羽根共同募金で使途不明金があったというニュースが目に入りました。
これは少し憶測の域を出ませんが、例えば災害があった時の、日赤が集めている義援金も、本当にどこまで中抜きされて、どこまで本当に必要とされているところに行っているのかわからない、というような話もあったりしますよね。ユニセフもそうです。
個別のニュースについて事実関係を断定したいわけではありませんし、組織や募金活動のすべてを否定したいわけでもありません。
ただ、現実的に形作られていた組織の、本当の姿が暴かれている流れにあるのは間違いない。
そして、射手座ですから、「本当は何なの?」「本当の姿って何なの?」みたいな、そういうことが明るみに出てくるようなフェーズが続いているんだと思います。
- 「形があるから正しい」
- 「昔から続いているから信頼できる」
- 「みんなが善いと言っているから善い」
——そうした判断をいったん脇に置いて、自分自身で確かめる。
今回の秋分には、そのような価値観の転換を促す流れもあるように感じます。
木星が示す「本当の自分」を輝かせるサポート
もう1つ面白いのが、拡大の星・木星が獅子座の10ハウスにあるんですね。
そして、これが月と真反対の位置にあるんです。
真反対の位置にある時というのは、不調和の角度にあると言われています。
この木星がMC(天頂)のところ、まさに際々にあります。それが月と真反対。
あすとろサイコロ的に月というのは偽りの自分ですから、その偽りの自分と対極に木星があって、それが獅子座の10ハウスにある。
獅子座は輝く方向に持っていくエネルギー。
10ハウスというのは社会的な側面を表すので、
「自分が本当はどのように輝いていくのか」を表に出していく
と解釈できるかと思うんです。
ここでいう「偽りの自分」とは、わざと人を騙している自分という意味ではありません。
親や家系から受け継いだ価値観。社会の中で刷り込まれてきた常識。周囲から認められるために身につけた振る舞い。
そうした、無意識のうちに「これが自分だ」と思い込んでいる部分を指しています。
つまり、月と木星が対極にある今回の配置は、その古い価値観や思い込みとは違うところで、「自分は本当はどうしたいのか」ということをしっかり社会に出していくことをサポートする、というテーマとして読むことができるんですね。
自分を輝かせることが、集合意識を活性化させる
そして、その木星が、天秤座の12ハウスにある水星と調和的な角度にあります。
12ハウスというのは集合意識を表し、天秤座というのは、調和的・友好的にエネルギーを作用させるというのがあるので、
自分が輝く方向に自分をさらけ出していくということが、世の中の集合意識を活性化させていく
と解釈していいんじゃないかと思います。
自分を出していっても、人と奪い合いとか競争とかにはならないので、自分の本当の姿を出していってもいい。
それこそがまさしく個人の時代であり、風の時代であると。
こういうメッセージが繰り返し去年から今年にかけて出されているということは、それだけ組織の時代というものが強固だったということなんですね。
何回も何回も「変わっていいよ、変われよ」というものを経ていかないと、なかなか変わっていけない。
そのくらい、大きな時代の転換には、エネルギーが必要になるということなんだと思います。
強いリーダーを求めているうちは、いつまでも「風の時代」に移行できない
風の時代になる、個人の時代になっていくというのは、自由は来るけれども、責任も取らなければいけない。
今みたいに抑圧された時代ではなくなりますから、雰囲気的には生きやすい時代になっていくと思います。
でも、何か形を持っていれば守ってもらえるわけではないので、ちゃんと横のつながりを作っていかなければいけない、というチャレンジも出てきます。
組織の時代のように、上にいる誰かが方向を決めて下の人がそれに従うという縦の関係ではなく、自分で選んだ人たちと、それぞれが主体性を持ちながらつながっていく——そういう横のつながりが、これから重要になってくるんじゃないかなと思います。
では、「風の時代」に移行していく時に、1番重要なことは何なのか。
それは、特定の強いリーダーを求めてはいけないということなんです。
今、
- 「ホワイトハット」「ブラックハット」
- 善と悪との戦い
- トランプだったら何か変えてくれる、
- 高市早苗さんが何かしてくれる
というようないろんな話がありますよね。
誰かリーダーを求めて、「このリーダーはダメだから、こっちに変えたら何かうまいことやってくれるだろう」というメンタリティー。
——ぼくなんかも思ったりします。
でも、それを持っている限りは、いつまで経っても本当の風の時代、個人の時代はやってこないということなんです。
なぜなら、強いリーダーを求めるということは、個人の力をそのリーダーに明け渡すことになるからです。
宇宙的な大きな流れとしては、もう風の時代に向かっていますから戻れません。
だから、我々の集合意識が特定の強いリーダーを求めている状況が続けば続くほど、そういうものに対して失望させるような動きが起こってくると思うんです。
トランプさんの役割は確かにあったと思います。
でも、いつまでも
「トランプさんが何とかしてくれる」
「高市早苗さんが何とかしてくれる」
という依存的な心を持ち続けていると、彼らに失望させるような、ものすごいスキャンダルが起こったりすると思うので、そこの意識を変えていく必要があるんです。
何かの参考になれば幸いです。
まとめ
2026年の秋分は、天王星・海王星・冥王星の調和的な動きが「パートナーシップ」「家庭・居場所」「兄弟姉妹・隣人」という、自分に一番近しい人間関係の領域に集中して働きかける、特別なタイミングです。
同時に、木星と月の対極配置は「本当の自分」を社会に向けて輝かせていくことを後押ししています。
組織から個人へと向かう大きな流れの中で、特定のリーダーに依存するのではなく、一人ひとりが本当の自分を取り戻し、身近な人間関係から刷新していくことが求められています。
- 秋分(9月23日)は、天王星・海王星・冥王星が調和的に動き、身近な人間関係の刷新を後押しする
- 天王星(パートナーシップ)、海王星(家庭・居場所)、冥王星(兄弟姉妹・隣人)が、理想に向かう変革をサポート
- 組織の時代は「形を維持するための我慢」が必要だったが、風の時代は個人が理想を追求できる時代へ
- リリスが2ハウス・射手座にあり、「善」だと信じていた組織や枠組みの本当の姿が暴かれていく流れ
- 赤い羽根共同募金の使途不明金など、現実的な側面で「本当は何なのか」が明るみに出るフェーズ
- 木星(獅子座・10ハウス・MC)と月(偽りの自分)が真反対の位置にあり、本当の自分を輝かせ社会に出すサポート
- 本当の自分をさらけ出すことが、集合意識全体を調和的に覚醒させていく
- 「本当の自分を出す=わがまま」ではない。相手を尊重しながら自分も大切にすることは両立できる
- 風の時代は自由が来るが責任も伴う——形に守られない分、横のつながりを自分で作る必要がある
- 特定の強いリーダーに依存する意識を手放すことが、本当の個人の時代への移行の鍵
- 秋分は、身近な人間関係を通して「本当の自分」を取り戻していく転換点
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