12月師走、もう三分の一弱が過ぎようとしています。
超特急のように過ぎていく日々の中で、先週末の少年野球の試合で、普段偉そうなことを言っているのが恥ずかしくなるくらい、子どもたちから大切なことを学ばせてもらいました。
今日はそのお話をシェアさせてください。
(この記事はポッドキャスト番組「あすコロラジオ」を一部AIを使って記事化したものです。番組の空気・臨場感は是非音声でお聞きください)
🌟 主力が欠けた絶望的な状況から始まった週末
先週の土日、ぼくの子どもが所属している少年野球チームの試合がありました。
別々の大会なんですけれども、両方とも準々決勝まで進出していて、どちらも正直言うと我々よりも格上の相手との対戦が決まっていました。
ところが、土曜日の試合の前日、事件が起こりました。
これまでエース級で活躍してくれていた超主力の子が、インフルエンザで試合に来られなくなったんです。
「うえーっ」という感じですよね。
対戦相手も強敵なのに、主力級の子もいない。
チーム内には「ちょっとこりゃきついかな」というムードが漂っていました。
けれども、ここからが子どもたちのすごいところでした。
その子の代わりに土曜日の試合で先発したのは、普段それほど出番があるわけではないけれども、ピッチャーができる女の子でした。
相手チームはめちゃくちゃ打つということで結構有名なところです。
その女の子はピッチャーはできるものの、がっちりとした体格ではなく華奢で、球のスピードもどちらかというとスローボールに近いタイプ。
最近はそこまで登板機会がなかった選手でした。
でも、監督さんが先発に抜擢したこの決断が見事にハマったんです。
たまに打たれることはあるものの、強打者のバットが空を切る空を切る。
ものすごい素晴らしいピッチングを見せてくれて、土曜日の試合は勝利を収めました。
💡 さらなる奇跡を呼んだ日曜日の激闘
もう圧巻だったのは日曜日です。
日曜日にはまた別の大会の準々決勝があって、これが土曜日の相手よりもさらに強いと言われているチームとの対戦でした。
その日の先発は、昨日その女の子が完投しているので別の子が投げていたんですが、味方のエラーなどで失点してしまいました。
そこで途中から二番手に、またあの女の子を投入したんです。
すると彼女は、ランナー三塁ノーアウトという絶体絶命のピンチで、相手チームのクリーンナップの選手を2三振に仕留めたんです。
「うわー、これもすごいな」と思いました。
主力のエース級のピッチャーの子がいなくなってどうなることかと思いきや、その子が女神様のようにチームを救ってくれたんですね。
子どもたちの力というのは本当にすごいなと感じました。
🔍 最終回、2対0から始まった奇跡の大逆転劇
さらに圧巻だったのは最終回でした。
その試合はこちらのエラーなどもあって、2対0で負けていました。
最初1対0で負けていて、五回の表にもう一点、これも守備のミスで取られてしまって2対0になったんです。
少年野球は時間で区切られます。
プロ野球や高校野球は九回までやりますが、中学は七回、小学生は最大六回。
ただ、大体の大会では八十分とか九十分とかを超すと次の回には行かないというルールになっています。
今回は八十分制限で、我々のチームは裏の攻撃でした。
ちょうど我々の裏の攻撃で七十五分くらいだったので、これが最終回、五回の裏が最終回だということはみんな分かっていました。
2対0でこちらのミスで取られている。雰囲気は結構重かったです。
でも、ここで本当にすごかったのは子どもたちでした。
先頭の二番バッターの子がデッドボールに当たり、「おっ、もしかしたら」という空気に 😊
次の三番、一番打つ子がレフト前ヒットで一、二塁ノーアウト。「うおーっ」という感じになりました。
四番バッターの子がいい当たりを放ちましたが、ファーストゴロ。
強い当たりで、ライナーだったらゲッツー(ダブルプレー)だったんですけれども、たまたまグローブの前でワンバウンドしてくれてゴロになったので、一、二塁のままワンアウトに。
その次の子が、セカンドフライを打ち上げてしまい、ツーアウト一、二塁に。
そこで相手チームがワイルドピッチをしたので、ツーアウト二、三塁。
2対0で負けている状況。
そして、ツーアウトで最後のバッターになるかもしれない子の打席。
これ、嫌ですよね。
でもここで、普段あまり感情を表に出さない子が、一生懸命ファールを三球連続で粘ったんです。
そして最後に打った打球は、内野フライ。
「うわ、これ終わったな」と思いました。
ところが、ちょうどセカンドとショートの間にポテンと落ちたんです。ポテンヒット ✨
それで三塁ランナーが帰ってきて、一点差の2対1。
まだランナーは一、三塁で、ツーアウト。
一点負けている状況。
一・三塁ですから、一塁ランナーの子が次のバッターの時に盗塁して二・三塁に。
七番バッターの子が最後だったんですけれども、そこで一生懸命粘るわけです。
普段だったら空振りしているだろうなという高めの球を、見逃したんですよ。
これが勝因だったかもしれません。
球がよく見えているという感じでした。
そして五球目か六球目。
六球目を打ちました。
ボテボテのファーストゴロ。
でもちょっとセカンド寄りのゴロだったので、ピッチャーがベースカバーに入らなければいけませんでした。
ファーストの子が取ってベースカバーに入っているピッチャーに投げました。
ピッチャーがベースを踏めばアウト。
けれども、背面で捕っているからベースの位置が分からない。
打った子はヘッドスライディング。
ピッチャーの足はなんとベースから離れていたんです。
これでセーフです 🎉
それで三塁ランナーと二塁ランナーも入って、サヨナラ勝ち。
なんというか言葉で伝えるにはすごく陳腐な表現になってしまいますが、ものすごい試合を見させていただきました。
🌱 大人が諦めた時、子どもたちが見せてくれた本当の力
なんというのでしょうか。大人たちは諦めるムードだったんです。
でも子どもたちは、本当にもう自分たちの力を結集して、最後まで戦い抜きました。
すごいクリーンヒットじゃないんですよ。
本当にボテボテのボテボテのボテボテとかばかりだったのに、自分たちの「ここで諦めない」という気持ち。
これが何か球に乗って、プレーに乗って、勝ちをもたらしてくれたんです。
この言葉にすると月並みな「最後まで諦めない」という言葉。
でも本当に最後まで諦めずに気持ちを強く持てば、何かが起こるということを、子どもたちが教えてくれました。
普段偉そうなことを言っているぼくですが、子どもたちから学ぶことの方がはるかに多いなと、改めて感じた週末でした。
📝 まとめ
絶体絶命のピンチの中で、子どもたちが見せてくれた「諦めない気持ち」の力。
それは単なる精神論ではなく、本当に現実を動かす力があるのだということを、身をもって体験させてもらいました。
大人になると、状況を冷静に分析して「これは無理だ」と判断してしまいがちですが、子どもたちは最後の最後まで可能性を信じ続けます。
その純粋な気持ちが、奇跡を呼び込むのかもしれませんね。
今回のポイント:
- 主力選手の欠場という絶望的な状況から始まった準々決勝
- 普段出番の少なかった女の子が女神様のように活躍
- 最終回2対0から始まった大逆転劇
- ボテボテのヒットやエラーなど、完璧なプレーではない中での勝利
- 大人が諦めた時、子どもたちは諦めずに戦い続けた
- 「気持ち」が球に乗り、プレーに乗って、勝利を引き寄せた
- 最後まで諦めない姿勢が本当に奇跡を起こすことを証明
- 40代の大人が子どもたちから学んだ「諦めない力」の本質




