今日は、高槻市営バスのマスコットキャラクター「たかつきばすお」という衝撃的なネーミングに遭遇したことから始まった、人を惹きつける魅力についてのお話です。
ダサさが一周回ってかっこいい。そんな不思議な引力について、80年代から90年代のジャニーズアイドルの歴史を紐解きながら考えてみました。
(この記事はポッドキャスト番組「あすコロラジオ」を一部AIを使って記事化したものです。番組の空気・臨場感は是非音声でお聞きください)
🌟 「たかつきばすお」という衝撃のネーミングとの出会い
高槻市営バスには、大阪で唯一市営バスが走っているんですが、そのイメージキャラクターの名前が「たかつきばすお」。

これ、初めて聞いた時、びっくりしましたね。
今時こんなネーミングする人いる?って。
熊本にはくまモンがいて、各地に可愛いイメージキャラクターがいる中で、まさかのそのまんま「たかつきばすお」。
でも、なぜかダサいが一周回ってかっこいいみたいな、絶妙のネーミングだと思うんです。
実際、ぼくの車の前を走っていたバスがそのラッピングをしていて、思わず凝視してしまって、脇見運転しそうになったぐらい惹きつけられてしまいました。
だから、人を惹きつけるものっていうのは、必ずしもかっこいいものだけではないということなんですね。
💡 しまむらが「あえてダサく」するマーケティング戦略
よく引き合いに出されるのが、衣料品店の「しまむら」さんです。
しまむらはよくユニクロと対比されたりするんですが、ユニクロはどちらかというと、スタイリッシュでかっこいい芸能人を使って、おしゃれなイメージ戦略をとっていますよね。
一方、しまむらさんの場合はそうじゃなくて、より身近な庶民、一般ピープルの人たちを対象にしたいということで、わざとチラシをダサく作るという戦略を取っているそうなんです。
これね、聞いた時すごいなと思いました。
言われてみたら確かに、スタイリッシュすぎるとかかっこよすぎるのって、敷居が高いと感じて、足を踏み入れるのが逆に億劫になったりしますよね。
なんかちょっと斜に構えてるのかみたいな感じになって。
でも、親しみやすさをダサさによって出すことで、入っていきやすくする。
これはなかなかうまいこと消費者心理をついているなと思うんです。
実際、そう思って見ていたら、今はどうかわかりませんけど、ちょっと前のユニクロさんのチラシがまさにそういう感じに変わっていたんですよ。
「なんかユニクロのチラシダサくなったな」と思ったら、これ、多分この戦略ですよね。
あえてダサくしているという。
だから、あえてダサくするとか、そういうのって、意外と人を惹きつける魅力というか引力になるんだなと思ったりするんです。
🔍 二枚目に三枚目の要素が加わると最強になる法則
人間でも、ただ二枚目だけの人って魅力があるかというと、なんかおもしろくないじゃないですか。
やっぱり人間、面白さが欲しいので。
だから二枚目の人に三枚目の要素があると、ものすごい魅力的になるっていうのがあると思うんですよ。
これはぼくの勝手な分析なんですが、ジャニーズがずっと男性アイドル界隈を独占している時代の歴史の中で、ちょうど分岐点になったところがあるような気がしていて、それが光GENJIとSMAPだとぼくは思っているんですね。
光GENJIは、あすコロ世代の方はご存知かと思いますが、諸星さんを筆頭に、ローラースケートに乗って、5人か6人か忘れましたけど、プワァーっときらびやかな、ものすごい人気でしたよね。
で、そのバックダンサーをやっていたのが、どうやらSMAPらしいんですよ。
SMAPっていうのはスケボーですよね。
光GENJIがローラースケートで、SMAPはスケボーで。
ぼくの子供の頃は、ローラースケート派とスケボー派で派閥ができているみたいな。
ぼくはスケボーにうまく乗れなかったので、ローラースケートでしたけど。
その当時は、光GENJIがめちゃくちゃ王様みたいな感じで、SMAPはその後ろに、いるかいないかわからないようなバックダンサーだったんですね。
でもあれから月日が経って、立場が全く逆転して、SMAPの人気は、もう国民的な感じになりましたよね。
光GENJIの場合は、アイドル界隈での人気だったと思うんですが、SMAPはもう老若男女。
つまりアイドル好きの女性だけじゃなくて、男性からも、おじいちゃんおばあちゃんからも好かれる国民的なアイドルになった。
圧倒的な違いが生まれたんですよね。
「笑い」という魔法の要素
じゃあ、このSMAPと光GENJIを分かつポイントって一体何なのかというとですね、ぼくはそこが「ダサさ」だったと思うんですよ。
ダサさというか、光GENJIになくてSMAPにあったものは何かというと、それは「笑い」だと思うんですね。
二枚目なのはジャニーズだから当たり前。
でも、そこに三枚目の要素、ダサいと言ったらあれですけど、お笑いの要素を加えたのがSMAPだったんですよね。
そういうふうに売り出し方を変えたらしいんです。
笑いの要素、ダサさの要素、三枚目の要素っていうのを入れていこうということをやったら、爆当たりしたということですよね。
かっこいいだけじゃなくて、お笑いをするということは、ダサさが入ってきますから。
だからそこで、彼らの本当の素の魅力が滲み出てきて、アイドル界隈だけじゃなくて、本当に国民的な人気になったということです。
これはね、ダサさの引力というか、ある種のユーモアというか、三枚目的な要素っていうのは、やっぱり人間というのは惹かれるということだと思うんですね。
🌱 ユーモアを身につけることの大切さ
だから、今回ぼくが見とれてしまった「たかつきばすお」もそうです。
ちなみに高槻市のマスコットは「はにたん」っていうのがあるんですよ。
高槻って古墳の街なので、埴輪を並べる公園があるんですが、それにちなんで「はにたん」。
あれはあれで可愛いんですが、高槻市営バスのマスコットも「はにたん」的な感じだと、多分あんまり「ふーん」って感じですよね。
でも「たかつきばすお」で来られると、絶対見ますよね。
「え?何このダサさ」みたいな、「おもろいやん!」みたいな。
そう思わない人もいるかもしれませんが、これはなんか大阪的なユーモアというか、一周回ってカッコエエ!みたいな感じ。
そういうユーモアの要素って、やっぱり世界を救いますから、ぼくもそういうものを身につけていきたいなと思うんですね。
完璧を目指すよりも、ちょっとした隙や、人間らしさ、笑いの要素を持っていることが、実は人を惹きつける大きな力になるんだなと。
📝 まとめ
人を惹きつける魅力は、必ずしも「完璧さ」や「かっこよさ」だけではありません。
むしろ、ちょっとした「ダサさ」や「ユーモア」が、親しみやすさを生み、人の心を掴む大きな力になることがあります。
光GENJIとSMAPの明暗を分けたのは、まさにこの「三枚目の要素」でした。
完璧な二枚目に、笑いや人間らしさという要素が加わることで、アイドル界隈を超えた国民的な人気を獲得できたのです。
これは私たちの日常にも通じる教訓かもしれません。
完璧を目指して肩肘張るよりも、自分らしさや遊び心を大切にすることが、人との繋がりを豊かにしてくれるのではないでしょうか。
今回のポイント
- 人を惹きつける魅力は「かっこよさ」だけではない
- しまむらの「あえてダサく」するマーケティング戦略の巧みさ
- 二枚目に三枚目の要素が加わると最強の魅力になる
- SMAPと光GENJIを分けたのは「笑い」という要素
- 完璧より親しみやすさが人の心を掴む
- ダサさの中にある一周回った魅力
- ユーモアは世界を救う力を持っている
- 人間らしさや隙が信頼関係を築く




