今日は2025年7月7日、七夕の日です。
そして同時に、天王星が7年ぶりに牡牛座から双子座に移動するという、占星術的に大きなイベントがある日でもあります。
天王星は革命・改革、物事を大きく変えていくエネルギーを持つ惑星であり、それが自分の太陽星座に入ると、個人の人生に非常に大きな影響を与えると言われています。
その天王星が、2018年から7年間にわたって牡牛座に滞在していました。
ぼくは太陽星座が牡牛座なので、この7年間、変化の影響を強烈に受け続けてきました。
そこで今回は、改革・変革の星である天王星が自分の星座に来た時、実際に何が起きるのか。
ぼく自身の体験談をご紹介したいと思います。
自分では絶対に選ばないような道に追い込まれていく
変化が苦手な牡牛座に、変化を促す天王星が7年間襲いかかる
ぼくの太陽星座は牡牛座ですが、牡牛座という星座は、のんびりどっしりと構え、物事をコツコツと積み上げる力に優れています。
しかしその反面、動きがゆっくりであるがゆえに、変化にはめっぽう弱い。
変化が苦手な牡牛座のもとに、変化を促す天王星が来ると、一体何が起きるのか。それが今回の話の核心です。
何もなければ、牡牛座という星座の性質上、安心安全な方向、変化のないルーティンを選んでしまいます。
しかし、変化を促す天王星が「変われよ」と7年間かけて自分の星座に居座ると、変わらざるを得ない状況が次々と作り出されていくのです。
では、どのように変わらざるを得なくなるのか。これは人によって様々ですが、ぼくの場合の話をします。
2018年当時、ぼくは既に会社を辞めていました。ただし、それは起業しようという勇ましい意志に基づく決断ではありませんでした。
家庭の事情とぼく自身の精神状況によって、サラリーマンを続けることが難しくなり、追い込まれ退職という形で辞めざるを得なくなったのです。
2018年頃になると、会社を辞めてから2〜3年が経過し、文字通りプータローのような状態でした。
大手金融機関で管理職を務めていたところからズっこけて、しばらくは引きこもりのような生活を送っていました。
何もなくなって、お金はどんどん減っていく。そんな中で、2018年に天王星が自分の星座に入ってきた。
そして、いろんなことがうまくいかなくなり、「このまま日常の延長で生きていればいい」という状態は、天王星によって許されなくなっていったのです。
40代からの無謀な挑戦が、意外にも道を開いてくれた
貯金が尽きるという現実の圧力と、天王星の「変われ」という圧力が重なり、仕事をせざるを得ない状況に追い込まれました。
その時ぼくはもう40歳を過ぎていました。
日本社会では、出世競争からズっこけると元の軌道には戻れない構造になっている。
だから、自分で何かをやっていくしかなくなったわけです。
これまでプログラミングやスマホアプリ開発に興味はあったものの、自分には無理だという思い込みがありました。
しかし、天王星の「圧」によって、自分で何かをやっていくしかない流れに促されていった。
だから、変化が苦手な自分に鞭打って、スマホアプリを作り、講座を作って売る、という取り組みに無理やり踏み出したのです。
ところが、無理やり変わる方向に自分を持っていくと、流れがサポートしてくれるような感覚になりました。
そこからだんだん自分で食べていけるようになっていったんです。
天王星の力というのは本当にすごいと、身をもって実感した経験でした。
天王星の「変革」の力は、自分では絶対に選ばないような道に追い込んでいきます。しかし、その道を歩き始めると、なぜか扉が開いていく。
40代からプログラミングを始めるなど、普通に考えれば無謀ですよね。
しかし、変わらざるを得ない状況に追い込まれたからこそ、新しい可能性が開けたのかもしれません。
今振り返ってみると、あの時天王星に背中を押してもらわなかったら、今のぼくは存在しなかったと思います。
過去との断絶を強いられる
変革の星・天王星はどのように「変われ」と言ってくるのか
現在ぼくは、プログラミングを続けながら、占星術や潜在意識という怪しい分野にも足を踏み入れています。
バリバリの左脳人間だったぼくが、占星術や潜在意識などという、当時からは全く想像できなかった世界に身を置いているわけです。
外側の現象だけを見れば、サラリーマンから脱落して、プログラミングをやって、また全然関係ない怪しい世界に足を突っ込んで、という行き当たりばったりの人生に見えますよね。
でも、その奥深くにある自分の内面の部分と向き合っていくと、実は一本の線で繋がっていたんです。
天王星が「変われ」と導く方向は、どこに向かっての「変われ」なのか。
これはぼくの経験から導き出した答えですが、自分が生まれてくる時に持ってくる使命・生きる目的、それを体現する方向への「変われ」だと思うのです。
そして、今の人生がその方向に向いていないと、天王星が自分の星座に来た時に、ものすごい「圧」として働きかけてくるような気がするのです。
太陽星座が教えてくれる本当の使命
では、「自分の目的・使命」とは何によって分かるのか。
あすとろサイコロでは、それが「太陽星座」に示されていると考えています。
太陽星座とはお馴染みの概念かもしれませんが、テレビの占いコーナーで「今日の運勢1位は山羊座さんです」と紹介される、あの星座のことです。
ぼくは太陽星座が牡牛座ですが、牡牛座の使命は何かというと、「地上の楽園を創る人」なんです。
牡牛座はもともと「地上の富の管理人」と言われており、金運がよいと言われることもあります。
しかし、「富」というものを考えた時、お金があるだけ、物があるだけで本当に豊かな人生が歩めるのか。
物質的な富を楽しめるだけの心の豊かさがなければ、どれだけ物質的なものが揃っていても、真の意味での豊かさには至れないのです。
同じ100万円があったとしても、「わあ100万円ももらえてめちゃくちゃ嬉しい」と感じられるのか、「たった100万円か」と思ってしまうのかは、心の持ちようによって変わります。
これは同じ100万円でも、受け取り方がまったく異なるということです。
牡牛座は地上の豊かさをもたらす人と言われています。
しかしそのためには、その豊かさを楽しめるだけの心の豊かさを、まず自らの中に育てる必要があります。
ただお金を儲ける、ただ物をもたらすのではなく、それを楽しめる心の豊かさをもたらすこと。
牡牛座の本来的な力が発揮されると、場を和ませる、落ち着いた穏やかな空気感を作ることができる。
その方向に向かって、天王星が「変われ」と働きかけてきたのだと、今では理解しています。
自分と向き合うことから始まる真の豊かさ
しかし、牡牛座の本願である「心の豊かさ」をもたらすためには、まず自分自身が心豊かにならなければなりません。そのためには、徹底的に自分と向き合う必要があります。
人間は、他人に対してはいくらでも嘘をつけますが、自分の心に対しては嘘をつくことができません。
いくら外に向かって「俺はイケてる、俺は自信がある、俺は豊かだ」と言い続けたとしても、心の中で本当に思っていることに嘘はつけないのです。
ぼくは昔から親に「大らかで心豊かな人になりなさい」と言われていました。
元々繊細で色々な物事に影響されやすいから、どんなことにも動じない不動の心を持ちたいと願っていた。しかし、なかなかそれが持てなかった。
その理由が、ぼくの月星座にありました。
表面的な成功だけでは満足できなくなる
月星座に隠されていた人生の罠
ぼくの月星座は山羊座です。
山羊座は「地上の王様」と言われ、社会的地位を追い求めて手に入れることができる星座です。
しかし、それが月星座にある場合、いくらそれを追い求めても最終的には幸せになれないというのが、月星座の特徴なのです。
ぼくはずっと、社会的地位を求めることが正しい生き方だと信じていました。
親から、ご先祖様から、ずっとそれを願われてきて、自分自身もそれが正しいと思い込んでいた。
だから、受験戦争を頑張り、企業の出世競争でも上を目指してやってきました。
しかし、やはりずっこけるわけです。
ワーカーホリックな気質で、仕事は巻いて巻いて、とにかく必死にあれもやらなければこれもやらなければ、そうしないと自分に価値がないというメンタリティでした。
これは裏返すと、自分に全く自信がないということでもあったのです。
「地上の楽園」を作るために必要だった心の余裕
地上の楽園を作るための心の余裕を持つとはどういうことか。
それは、自分は大丈夫だという自信があって、心に余裕がある状態でなければ、そういう気持ちには立てないということなのです。
真の自信というのは、「俺ってすごいだろう」という威圧的なオーラではありません。穏やかで暖かく、周囲を包み込むような、そういうオーラのはずなのです。
ぼくはそれを持ちたいと思い続けながら、なかなか持てずにいた。
外面的には起業してビジネスをしていくということを表向きの目標としていましたが、その裏にあったのは、自分をどうやって自信ある状態に持っていくか、という問いでした。
そのためにぼくに必要だったのは、メンタリティの改善だったのです。
プログラミング成功の裏にあった物足りなさ
最初、プログラミングでの起業はそれなりにうまくいきました。
アプリはメガヒットとまではいかないものの、多くの人に使ってもらえるようになり、プログラミングで食べていける状態になりました。
会社員時代に起業したいと思いながらなかなか踏み出せなかった自分から比べると、確かに人生がアップデートされたと言えますし、自信をもたらしてくれたことも間違いありません。
しかし、この状況に完全に満足していない自分がいることも事実でした。
プログラミング自体はすごく楽しく、ゾーンに入ると寝食を忘れるほど没頭できる。
しかし、何かが足りない。
それは、「これが本当に自分がライフワークとしてやりたかったことなのだろうか」という問いでした。
合同会社てるるに込めた本当の理念
ぼくは今、合同会社てるるという名前で活動しています。
「てるる」という社名は、末っ子の名前から取ってきた安直なネーミングではありますが、一応意味があります。
「てるる」とは「照らす」ということです。人々の心を明るく照らして、未来に向かって明るい希望を持ってもらいたいという思いを込めて名付けました。
プログラミングというのは、仕事で役立つスキルが身につくだけではなく、助け合いや思いやりという精神を育むことができます。
また実際のものづくりであるため、アンチエイジング効果も期待できるかもしれない。
つまり、心身ともに人生を豊かにする要素が詰まっていると思っているのです。
それをプログラミングを通して身につけてもらいたいというのが根本の願いでした。
プログラミングスキルを身につけて仕事でお金を稼いでほしいという気持ちはもちろんありますが、それ以上に、プログラミングを通して心と体を豊かにしてほしいというのが根底にある願いなのです。
しかし、このプログラミングも、昨今のAIの隆盛によっていつまで続くかわからない状況になってきた。
そして、プログラミングが仮になくなった時に、自分はどうやってこの合同会社てるるの理念を提供できるのか、という問いに立たされたわけです。
そう考えると、もっと直接的にこの理念を体現できる方法があるのではないか。
実際、ぼく自身が肩書き真っ白の状態からここにたどり着くまでに、占星術や潜在意識の助けを借りてきました。それがなかったら、見た目行き当たりばったりのこんな人生を歩むことはできなかったはずです。
行き当たりばったりに見えながら、実は一本の線で繋がっていた。これを伝えていきたいという思いが湧き上がってきたのです。
これが、天王星の「圧」によって、自分の本当の使命目的に向かわざるを得なくなったということなのです。
自分の生きる目的・使命に向かって、人生がアップデートされる
幼少期から続く見えない世界との繋がり
占星術や潜在意識など、2018年のバリバリの左脳人間だったぼくからは全く考えられなかった領域です。
しかし実は、こういう目に見えない世界への馴染みは、幼少期からあったのです。
ぼくの祖父がそういうことのできる人でした。霊感があり、毎朝ご先祖様と霊界との通信をするような場面を見させられてきましたし、実際に霊界通信が送られてきたこともありました。
本当に怪しい、胡散臭いと言われる領域ですが、ぼくはリアルの場でそれを見てきた。だから信じたくはないけれどあるのだろうという感覚で、ずっと過ごしてきたのです。
しかし若い頃は、物質的な豊かさを追い求めることに意識が向いていたため、祖父のそういった力を全部無視していました。
それが、サラリーマンでずっこけていく中で、心の問題に目を向けざるを得なくなっていった。
自分の内面と向き合う中で、それまで無視してきたものとの線がつながっていく感覚がありました。
人生の線がつながった瞬間
40代後半になると、占星術の世界では木星の惑星域に入ると言われており、自分の人生経験を社会に還元するフェーズとされています。
あすとろサイコロでやりたいことは、40代・50代の人生後半戦をアップデートすることを応援することです。
しかし、そういうことをやろうとするぼく自身がアップデートしていなければ、説得力がありませんよね。
だから結果として、サラリーマンでずっこけて、全然関係ないプログラミングをアラフォーで始めて起業するという経験が必要だったのです。
そこから導きを得て(格好いい表現をすると)、こういう本格的なスピリチュアルな世界に足を踏み入れている。
それが結果的に、ぼくの太陽星座である牡牛座の「地上の楽園を創る」という使命として、一本の線でつながったということなのです。
外から見れば行き当たりばったりで何の計画性もない人生に見えます。
しかし、太陽星座である牡牛座の使命を果たすための線として、それは繋がっていたのです。
天王星が与えた7年間の圧力と変化
天王星が7年間かけて強烈にぼくへの「圧」をかけてきた。これは、ぼくにとって本当にしんどいプロセスでした。
牡牛座だから軽やかには動けない。物事も人間関係も、ぼくは鈍い方です。
鈍いから、なかなか重い腰が上げられなかったのですが、天王星の「圧」を受けて、それが否応なく上がらざるを得なくなっていきました。
今回ぼくの場合は、たまたまその圧力によって半ば無理やり動いた結果、今、自分の持っている使命に向かって走っているという感覚があります。
しかし当然、これを無視することもできます。自由意志があるからです。
では無視するとどうなるのか。
ぼくの場合、サラリーマンを続けて金融の世界をずっとやっていたら、多分それなりの地位と収入を得ていたと思います。
しかし、「俺って生きているよな、これが自分のライフワークとしてやりたかったことだよな」という実感は、おそらくないまま生きていたはずです。
これは完全に「月」に縛られた生き方です。
太陽星座を生きるということ――真の人生アップデート
太陽星座、自分の目的使命に向かった場合は、仮に物質的に満たされなくても、心の中に「俺って生きているじゃん」という実感がある。
これが太陽星座を生きているということです。
事業が成功するとか金銭的に豊かになるといった物質的な成果も、もちろんその実感と無縁ではありません。
しかし、より本質的なのは「生きているという実感」の方です。
自分で選んで、自分で決断して、自分で実行して、自分でゼロから生み出したサービスをお客様に提供して喜んでもらえる。それは、なかなかサラリーマンでは味わえない種類の実感です。
そういう自分の本願の方向に向かうべく、天王星によって強烈に後押しされる。
それは自分を見つめ直す厳しい時期になりますが、逆にそこと向き合えば「生きている」という実感を取り戻すことができる。
これが「人生のアップデート」の本質だとぼくは考えています。
天王星が自分の星座に来ると、変わらざるを得ない状況が作られます。しかしその変化は、本来の自分、太陽星座の使命に向かうためのものです。
物質的な成功や安定を一時的に失うかもしれませんが、その代わりに「自分は本当に生きている」という実感を得ることができる。
それこそが、真の豊かさなのかもしれません。
おわりに
本記事でお伝えした内容の要点を整理します。
天王星とは何か
- 天王星は革命・改革・変化のエネルギーを持つ惑星であり、ひとつの星座に約7年間滞在する
- 自分の太陽星座に天王星が入ると、個人の人生に強烈な「変革の圧」がかかる
- その「圧」は、自分では絶対に選ばないような変化を否応なく体験させるかたちで現れる
天王星が促す変化の方向
- 変化の方向は闇雲なものではなく、自分が生まれてくる時に持ってきた「使命・生きる目的」を体現する方向への変化である
- 今の人生がその方向に向いていないほど、天王星の「圧」は強くなる
- あすとろサイコロでは、その使命・目的が「太陽星座」に示されていると考えている
ぼく自身の体験(牡牛座×天王星の7年間)
- 追い込まれ退職から引きこもり状態を経て、天王星の「圧」によってアラフォーでプログラミングという全く未知の世界に踏み出した
- その後、プログラミングの成功を得ながらも物足りなさを感じ、占星術・潜在意識という更に未知の領域へ
- 外側から見れば行き当たりばったりに見えるが、内側の線では一貫して「地上の楽園を創る(牡牛座の使命)」というテーマで繋がっていた
太陽星座を生きるとはどういうことか
- 月星座の生き方:社会的地位・物質的成果を追い求める。いくら手に入れても「生きている」という実感が得られない
- 太陽星座の生き方:物質的に満たされなくても、心の中に「俺って生きているじゃん」という実感がある
- 天王星の7年間の「圧」は、月の生き方から太陽の生き方へと転換するための、痛みを伴う必然のプロセスであった
この体験からの提言
- 天王星が自分の星座に入っている時期の混乱・喪失・方向転換は、「本来の自分の使命に向かうための解体」として捉えることができる
- その「圧」を無視して従来の軌道に留まることも自由意志として可能だが、留まった先に「生きている」という実感は得にくい
- しんどい変化の時期こそ、自分の太陽星座の使命と向き合う最大のチャンスである
これはぼくの個人的な体験談ですので、万人に当てはまるとは限りません。
しかし、天王星の「圧」の時期を経験されている方、あるいはこれから経験される方にとって、何かひとつでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
